こんにちは。
営業部の榎本です。
2017年は、「有機ELテレビ元年」と世間では言われているようですが、
みなさんご存知でしたでしょうか?
(SONY HPより)
去年までは、韓国のLG電子のみでしたが、今年に入ってから、
パナソニック、東芝、ソニーが、最近では、デンマークのAV機器
メーカーのバングアンドオルフセンから、大画面サイズの有機EL
テレビの発売が発表されました。
世界初の有機ELテレビは、今から約10年前ソニーから発売。
ただ、画面サイズが小さく(11v型)、大画面化が期待されていましたが、
なかなか商品化されませんでした。
(SONY HPより)
ところで、圧倒的に世の中の薄型テレビは、液晶テレビが多く
「薄型テレビ=液晶テレビ」と思っている方も多いかもしれませんが、
液晶テレビの他にはプラズマテレビ、そして有機ELテレビがあります。
ちなみに、私が所有しているテレビは、パイオニアのKUROという
プラズマテレビです。
今年で10年になりますが、一度も故障する事なく映っています。
解像度という点では4Kより劣るものの、映像の奥行き感、メリハリ、
そして黒の再現性など、プラズマというデバイスの良さを余すことなく
活かしたこのテレビに、今も不満はありません。
残念なことに2009年、パイオニアはテレビ事業から撤退。
パナソニックとの事業包括で、パイオニアの技術はビエラに引継がれる
ことになりましたが、そのパナソニックも2013年12月には生産を終え、
プラズマ事業から撤退することとなり、今ではプラズマテレビを製造、
販売しているメーカーは消滅してしまいました。
今のプラズマテレビが壊れたら(壊れても可能な限り修理したいですが)
バックライト方式の液晶ではなく、自発光型の有機ELテレビしかないと
思っていたので、今回の大画面の商品化は非常に喜ばしいことです。
これからの有機ELテレビに、まだまだ期待をしたいと思います。